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29年度(2017) 研究・教育活動紹介

29年度(2017)活動計画・報告

平成29年度(公社)新潟県栄養士会 研究教育事業部研修会

日時 平成29年8月27日(日)13時00分~16時10分

会場 北里大学保健衛生専門学院 視聴覚教室
内容  基調講演
     「実践活動報告の計画・発表の方法」
   講師:お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系 教授 赤松利恵先生

 平成30年9月に新潟市内で日本栄養改善学会が開催されることから、学会開催に先駆けて、学会発表経験のない方をはじめ、県内から積極的に学会発表を促すことを目的として研修を計画した。講義に使用されたパワーポイント資料は、赤松先生が、今回の研修のためにオリジナルで作成された。
 講義は、赤松先生ご自身の初めての学会発表を紹介しつつ、学会発表をする利点として、意見をもらうことで、自身の業務(努力)のまとめや見直しができることをあげられた。また、学会発表だけで終わるのでなく、実践活動報告を論文にすることで、より多くの人に知ってもらう、説得する材料になることと、1つの実践報告論文は、エビデンスにならないかもしれないが、実践事例の積み重ねは、新しい理論やモデルの開発に繋がっていく可能性や、「社会に貢献する」ことに繋がると、力強い講義をいただいた。講義の振り返りとして、「学会発表」と「論文発表」の違いについて、それぞれの利点について等、第一段階のデッスカッションを行い、職域別各班を指名し、意見を伺い、アドバイスをいただいた。論文発表を目指し、学会発表をする際の具体的な手順を示され、抄録の準備までをステップに沿って、各人がワークシートに埋める作業を行い、第二段階のデッスカッションとして、班内で共有し、学会発表に向けてあがった課題について解決策を話し合った。職域別各班を指名し、発表を行い、時間いっぱい赤松先生よりアドバイスをいただいた。 (文責:平田 治美)