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会長挨拶


日頃より、公益社団法人新潟県栄養士会の活動にご理解をいただきまして、ありがとうございます。

 2023年6月に開催されました定時総会において、会長4年目の信任をいただきました。引き続きよろしくお願いします。

 今年度の活動については、高齢者対策を上位に掲げ、県からの補助金「新潟県在宅医療(栄養)推進事業」を継続して実施してまいります。

 在宅栄養ケアにおける持続可能な活動基盤の整備をめざして、今年度から地域包括ケアシステムにおける栄養・食生活支援体制の推進に軸足を置き、活動基盤を整備し、多職種連携・同職種連携による住民に必要な栄養ケア活動を展開していきます。

そのために、地域を取り巻く現状に目を向けて地域の在宅栄養ケア活動の推進体制を大幅に見直し、活動基盤整備を進めていきます。次に、事業を遂行するための人材育成及び人材確保を行い、地域包括ケアシステムの一員として貢献していきたいと計画しています。

 そのため、地域に根付いた活動ができるよう、新潟県栄養士会の支部体制の組織を見直し「地域栄養ケア担当」と位置づけ、基盤整備を構築していく予定です。

 今年度は、10支部のうち4支部、来年度は他の6支部全ての活動基盤整備を図っていきます。

「地域栄養ケア担当」は、担当地区の自治体における地域ケア会議や多職種連携会議等に求めに応じて出席し、地域の現状を理解し、助言等を行います。

このような会議を担える人材として育成しながら、同時に新潟県栄養士会栄養ケア・ステーションとも連携を密にし、新潟県全体の地域における円滑な栄養ケアにつなげていきたいと考えます。

 本事業は、地域在宅療養高齢者、地域在宅高齢者、地域住民を主役として捉え、新潟県栄養士会職域事業部である公衆栄養事業部(保健所・市町村行政管理栄養士)、医療事業部、福祉事業部、地域活動事業部、学校健康教育事業部(貧困やヤングケアラー問題)等支部内及び支部間において状況の共有等を図っていく予定です。

 

 新しい方向性をご理解いただき、現状に即した活動になるようご協力をお願いします。

   また各関係機関、各団体等の皆様の一層のご支援、ご指導をお願い申し上げます。

 

                       


2023年8月
公益社団法人新潟県栄養士会 会長 折居千惠子